代表質問【福祉について】2019年2月議会

2019年2月の定例議会にて、立憲民主党・無所属の会を代表として草加施政に対する
代表質問を行いました。
どれも市民からいただいたご要望やご質問が中心となり重要なテーマです。

多岐にわたる草加施政に対する代表質問を行いましたので、ここでは「福祉ついて」の
要約版を記載いたします。

障がい者雇用について
<質問>
草加市は民間企業における障がい者雇用をどのように促進しているのか?
<回答>
障がい者を雇用する民間企業などにより組織されている草加市障がい者就労支援連絡会
などを活用し、民間企業での障がい者雇用の促進と安定的な就労の継続が図れるよう
支援している。

<質問>
草加市としては、障がい者雇用についてどのような取り組みを行っているのか?
<回答>
これまでは事務職のみの募集をしていたが、今年度は現業職や調理師といった職をふやすなど
応募の機会を広げ、新たな手法により採用試験を実施している。

障がい者支援施設について
近年、メディアなどで報道がありますように障がい者就労継続支援事業所の
破たん増加が問題になっている。
2018年は全国71%が経営不振の事業所であると言われている。
<質問>
草加市内の障がい者支援施設の運営状況について把握しているのか?
<回答>
個別の事業所に対する実態調査などは行っていないことから、
現在のところ把握はしていない。

<質問>
草加市は障がい者支援施設施設に対してどのような指導を行っているのか?
<回答>
草加市に直接的な指導権限がないことから、就労継続支援事業所への指導権限を有する
埼玉県と連携し、県が実施する施設監査に市職員が同行するなどして指導内容を把握し、
適切な運営となっているか、適宜確認をしている。

介護予防について
高齢化社会が以前にも増して深刻化し、草加市の高齢者の人数は15年前と比較すると、
現在では約6万人と2倍近く増加している。
介護予防は今後重要なテーマになっていく。
<質問>
介護予防で体を動かすジャンプ教室もすばらしい取り組みだと思う。
介護予防の取り組みとして昨年越谷市で行われたNHKラジオ体操、のど自慢などの
イベント誘致を行い、高齢者の参加を促進していく可能性について市の考えは?
<回答>
イベントなどへの高年者の参加は外出する機会の創出につながることから、介護予防の
観点からも有効なことと考えているので、今後においても高年者の関心の高い内容や介護
予防のきっかけづくりとなるようなイベントについて検討していく。

草加市議会議員 菊地慶太