一般質問【新田駅周辺土地区画整理事業について】2019年2月議会

本日で2月20日から3月19日まで行われていました2月定例議会が終了しました。
2月の定例議会にて3つのテーマで一般質問を行いました。

③【新田駅周辺土地区画整理事業について】の要約版を記載します。

現在、新田駅西口・東口周辺では区画整理事業が進められており、まちが
大きく変わろうとしております。
工事が進むにつれて市民の関心が高まっており、進捗状況や計画内容に
ついてのお問い合わせをいただくことが多々あります。
そこで、一般質問で新田駅周辺土地区画整理事業について一般質問を
行いました。

<質問>
新田駅東口・西口土地区画整理事業の平成30年度における仮換地指定、
建物移転及び道路整備の進捗状況は?
<回答>
新田駅東口土地区画整理事業においては、
仮換地指定は地区内全体の仮換地地積40,575㎡に対し、仮換地
指定済み面積40,575㎡、仮換地指定率100%である。
建物移転は、全体建物移転棟数190棟に対し、移転建物棟数は11棟を
予定しており、累計が21棟、建物移転率11.1%を見込んでいる。
道路整備は、道路総延長2,158mに対し、約219mの整備の完了を
予定しており、累計が約356m、道路整備率16.5%を見込んでいる。
西口土地区画整理事業においては、
地区内全体の仮換地地積73,630㎡に対し、仮換地指定済み面積
70,474㎡である。
残りの土地は草加市が所有しており、その土地を除いた仮換地指定率は
100%となる。
建物移転は、全体建物移転棟数114棟に対し、移転建物棟数は2棟を
予定しており、累計が33棟、建物移転率28.9%を見込んでいる。
道路整備は、道路総延長2,860mに対し、街路工事につきましては、
新田駅前旭町線等の街路築造工事を行っており、累計が約594m、
道路整備率20.8%を見込んでいる。

<質問>
平成31年度の主な事業内容は?
<回答>
新田駅東口地区の主な事業内容は新田停車場線及び草加市立病院跡地周辺の
区画街路等、延長135mの街路築造工事を予定している。
新田駅西口地区の主な事業内容は新田西口停車場線及び区画街路等、
延長229mの街路築造工事を予定している。

<質問>
区画整理事業の進捗状況や今後の直近の計画などを住民にしっかりと
伝えていくことも大事なことである。
新田駅東口・西口土地区画整理事業の進捗状況や今後の予定等について、
どのような周知活動を行っているのか?
<回答>
新田駅東口及び西口の各権利者の方には、区画整理ニュース及び
区画整理通信を配布している。
周辺住民の方には、東西口の事業区域内に2箇所ずつまちづくり掲示板において、
事業の進捗状況や予定について、周知を行っている。

<質問>
より幅広く、駅利用者や市民の方へ事業の情報を提供するため、
ホームページへの掲載や町会の回覧板の活用等を行ったほうが良いと
考えるが、市の考えは?
<回答>
今後、事業の進捗状況や予定等、内容の拡充を図っていく。
また、町会の回覧板による情報提供等、きめ細やかに、情報提供を行っていく。

<質問>
新田駅西口については、現在、規模の大きい駐輪場が駅周辺にあるが、
区画整理事業の移転等に伴い影響が生じる店舗数及び収容台数は?
<回答>
平成30年10月末現在、10店舗、3,352台である。

<質問>
区画整理事業により駐輪場が移転し、減少する可能性があるが、
草加市の対応は?
<回答>
今後、区画整理事業の進捗に伴い、民間駐輪場の営業状況を見極め、
関係部局と調整を図っている。

<質問>
新田駅東口については、土地区画整理事業に併せて、地区計画を定められて
いるが、西口地区においては、地区計画が定められていない状況である。
今後、地区計画を策定しなかった場合の想定される影響は?
<回答>
今後、良好な住環境にそぐわない建物が建築される可能性がある。

<質問>
新田駅西口地区においても、地区計画を定めたほうが良いと考えますが、
市の今後の取り組み内容は?
<回答>
建物用途制限の規制を優先し、地元権利者の方々と話し合いを行う中で、
早期の策定に取り組んでいく。

今後の進捗が楽しみですね!
今後、町会、近隣住民草加市がしっかりと話し合いを行いながら区画整理事業が
進むように働き掛けを行っていきます。

草加市議会議員 菊地慶太