2019年6月の定例議会の一般質問にて、「保育園での使用済み紙おむつの処理について」というテーマで、使用済み紙おむつを公立保育園で回収・処理ができないかという質問を行いました。
約2年かかりましたが、2021年5月からすべての公立保育園で使用済み紙おむつを持ち帰る必要がなく、保育園で回収・処理できるようになりました。
使用済みの紙おむつの処理を業者に依頼し、使用済み紙おつむを袋に入れて持ち帰りをしたり、保育室内に置くことがないようにすることで衛生面の向上を図ることが目的です。
一般質問を行うにあたり、ある保護者から「保育園での使用済み紙おむつの持ち帰りが負担になるので保育園で回収・処理できないか」というご相談をいただいたのがきっかけです。
既に、他の自治体でも保育園で使用済み紙おむつ回収・処理する自治体が増えてきています。
保育園で使用済み紙おむつを回収・処理する自治体が増えている背景として、
①使い捨て紙おむつの性質を考えると、わざわざ使用済み紙おむつを自宅で開いて排せつ状況を確認している保護者がほとんどいないこと。
②保護者が仕事帰りにお迎えをして使用済み紙おむつがあることで臭いなどが気になり、買い物など寄りづらいという保護者の負担が大きいこと。
③1日保管されたおむつを持ち帰ることが不衛生であり、感染症対策などの観点から考えれば、保育園で回収・処理するほうが妥当であるなどの理由があるからだそうです。
草加市でも2021年5月からすべての公立保育園で使用済み紙おむつを園で回収・処理できることになりましたので、保護者の負担軽減に繋がればと思います。
引き続き、皆様のご要望やご相談を議会に届けていきます。
草加市議会議員
菊地 慶太