2021年2月の定例議会にて、立憲民主党 草加市議会議員団を代表として草加施政に対する代表質問を行いました。
どれも市民からいただいたご要望やご質問が中心となり重要なテーマです。
多岐にわたる草加施政に対する代表質問を行いましたので、ここでは「保育園について」の質問・答弁内容を記載いたします。
<質問>
保育園に関する事柄についてです。
保育園における新型コロナウイルス感染症対策は、どのような取組みを行っているのか、お伺いします。
<答弁>
国が示している「保育所における感染症対策ガイドライン」に基づき、職員全員のマスク着用、手指の消毒、こまめな換気、接触しやすい場所や玩具の消毒を実施しております。
また、入口に消毒液を設置し、外部から保育園に入る際の手指の消毒、給食時には可能な限り対面での食事をしない、お昼寝の時も顔を近づけないなどの感染症対策を実施しております。
<質問>
保育園における待機児童対策についてですが、これまで草加市では、認可施設を中心とした保育園の待機児童対策が進められてきたと認識しています。
保育を必要とする方は今後も増えていくことが見込まれることから引き続き、待機児童対策を進めていく必要があります。
そこで、草加市の今後の待機児童対策について、お伺いします。
<答弁>
令和2年度より、公立保育園・民間保育園・地域型保育施設・認定こども園・幼稚園の代表による草加市幼児教育・保育対策協議会を設置し、公立と民間、教育と保育の垣根を越えた保育の実施について、情報共有や課題の整理を行っております。
今後につきましても、それぞれの施設の特色を生かして、待機児童対策も含め、総合的な保育提供体制の構築を進めてまいります。
<質問>
待機児童の要因の一つとして、保育士不足があげられ、保育士の確保は喫緊の課題であります。
草加市の保育士確保に向けた取り組み方針について、お伺いします。
<答弁>
毎年、入園申込者の希望に近づけることができるよう、適正な人員配置を図っております。
正規職員の確保につきましては、平成29年度から申し込み方法をこれまでの持参から郵送による申し込みへと変更しました。
また、年齢要件の上限につきましては、新卒を26歳以下から30歳以下、保育業務経験者を、45歳以下から55歳以下と大幅に拡大し、保育士確保に取り組んでおります。
会計年度任用職員の確保につきましては、引き続き市ホームページ、広報そうかや求人広告などを用いて随時募集してまいります。
<質問>
公立保育園の耐震補強工事についてですが、今後の耐震補強工事の計画・スケジュールについて、お伺いします。
<答弁>
令和3年度に、たかさご保育園の建て替え工事、令和4年度前半に、ひかわ保育園、後半からは、せざき保育園、令和5年度は、にしまち保育園の耐震補強工事を予定しております。
<質問>
公立保育園の入園希望者向けのパンフレットに耐震補強工事の予定が記載されていますが、「しんえい保育園」は未定となっています。
しんえい保育園の耐震補強工事が未定の理由と今後の方針についてお伺いします。
<答弁>
しんえい保育園においても耐震補強工事を実施する予定で、現在、工事期間中の仮設園舎について調整しております。
草加市議会議員
菊地慶太