代表質問【草加市立病院について】2021年2月議会
2021年2月の定例議会にて、立憲民主党 草加市議会議員団を代表として草加施政に対する代表質問を行いました。
どれも市民からいただいたご要望やご質問が中心となり重要なテーマです。
多岐にわたる草加施政に対する代表質問を行いましたので、ここでは「草加市立病院について」の質問・答弁内容を記載いたします。
<質問>
新型コロナウイルス感染症拡大により医療機関は、より感染拡大防止策が求められます。
草加市立病院内での感染拡大防止策の取組み内容をお伺いします。
<答弁>
入院患者の面会制限、発熱外来の設置など、ウイルスを院内に入らせない取組のほか、職員が休憩時間に密を避けるなど、院内感染予防に取り組んでいると報告を受けております。
<質問>
草加市立病院では、2018年9月から産婦人科の新規患者の受入及び分娩の受付を休止しておりますが、
やはり市民から再開についてのご質問をいただきます。
産婦人科の新規患者の受け入れの再開について、草加市の方針をお伺いします。
<答弁>
産科再開に向けて関連大学である東京医科歯科大学や近隣の大学にチームとしての医師派遣を働きかけておりますが、大学においても産科医不足が続いており、現在のところ再開の目途がたっておりません。
しかしながら、産科再開は市立病院の重要課題の一つであると認識しており、市民の皆様が安心して出産できる産科医療体制を構築できるよう、引き続き再開に向けて取り組んでまいります。
<質問>
腹腔鏡子宮がん及び診療報酬請求の問題についてです。
これまで20回にわたり検証委員会が開催されました。
検証委員会を経て、令和元年7月に内部統制者を新たに設置したとのことであり、改善に向けて大きく期待しております。
草加市立病院のHPによりますと、内部統制者の就任者は「トップマネジメントの立場の一人として、病院事業管理者、病院長のトライアングルでの内部牽制の仕組みを構築し、組織全体や各診療科、部門の再生化・活性化のチェック・モニタリング等を行う」と記載されていますが、
内部統制者のこれまでの 取組み内容 と 今後の取組みの方針 について、お伺いします。
<答弁>
検証委員会で指摘を受けました、市立病院内部の法令遵守のあり方を検証するため、月2回から3回、市立病院を訪問し、書類や実務を確認するほか、院内で開催している各種会議にも参加し、意見交換を実施していると報告を受けております。
今後につきましては、引き続き市立病院が抱えている課題解決を確実なものとするべく、病院事業管理者、病院長とともに病院組織全体の活性化に尽力いただくとの報告を受けております。
草加市議会議員
菊地慶太